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12ステップミーティングの報告~(^^♪ 

1月17日(日)14時~16時,「12ステップミーティング」を行いました。
参加者は6名でした。

今回は「ステップ6」を取り上げました。
「12ステップ」のステップ6なので半分までたどり着きましたねということでこれまでの感想と近況報告をしました。その後,いつものように,「12のステップと12の伝統」の「ステップ6」の章を交代で読み上げたあと,分かち合いをしました。
ステップ6「こうした性格上の欠点全部を,神に取り除いてもらう準備がすべて整った」
(「こうした性格上の欠点」=ステップ5「神に対し,自分に対し,そしてもう一人の人に対して,自分の過ちの本質をありのままに認めた」で認めた自分の欠点)
章の冒頭に「これは大人と子どもを分けるステップです」とあります。
ここでいう大人と子どもの違いは何か,ということについてまず分かち合いました

。テキストは自分の目的のために努力するのは子どもだと述べられています
。これが衝撃だったという意見が出ました。今の日本では,自分で自分の人生の目標や目的を立ててそれに向かって努力というのが主流だからです。

また,一言で言うとステップ6は「手放す」ステップと言われます。
何にしがみついているのか,何を手放せないのか,なぜ手放せないのかについても話し合いました。何を手放す? 性格上の欠点や短所を手放すのです。
なぜ手放す? 欠点を手放す理由は,自分が神様とつながるときの障害だからです。
誰しも性格上の欠点や短所を手放したいと思っているはず。
でも手放せない。なぜか? それは欠点に酔っているからではないのか。欠点の一部を自慢してそれで遊んでいるからではないのか。
「自分は弱い。できないから」と言って人のせいにしているといつまでもそのままだ。まずは欠点を直視することからだ,などなど。
章の最後に「延ばすのは危険であり,抵抗は命取りだ」とあります。
変わらなくていいよねちょっとずつでいいよねと引き延ばしていたらいつ変わるのでしょうか。「いつか」は,永遠に「訪れないいつか」であってしまう。そうすると,生きづらさはなくならない。
他に,「時としてがむしゃらに働くのも物質的安定を得てそのあとは怠けていられるようにするためだ」という箇所について,頑張れと言われて頑張ってきたのに!と思ったという意見が出ました。
また「自然も神も,自殺を強く嫌うものだ」という箇所について,そうなのか,本能は自己保存しようとしているのに,摂食障害やアルコール依存症は本能に逆らって自己破壊をしてしまうのだね…と,しみじみしたりもしました。

筆者は,「自分は弱いから」というのを言い訳にしがちだなということに気が付きました。
欠点をそのまま見ることが大事でしょう。
欠点があるからといって人格すべてが否定されたわけではない。欠点を取り除くのをあきらめなければ道は開けるのでしょうか。また,筆者にとって,12ステップはやはり難しさも感じるものです。でも変わりたい。生きづらい人生から脱却したい。12ステップをこのように仲間と分かち合うことで,少しずつでも前に進めたらいいなと思います。
次回の「12ステップミーティング」は,2月7日(日)14時~16時です。ステップ7の分かち合いをします。(KSH)
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