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2/21 読書会終了しました~!!

2月21日(日),読書会無事終了しました。
参加者は6名(事務所3名,オンライン3名)でした。今回の課題本は「ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡」(シルヴィア・ナサー著,塩川優翻訳)でした。
「恐るべき早熟な頭脳を持ち、21歳のときに経済学に革命的進歩をもたらすゲーム理論を打ち立てながら、統合失調症を発病。
入退院を繰り返して30年以上の闘病生活を送った後に、奇跡的な回復を遂げてノーベル経済学賞に輝いた数学者ジョン・ナッシュ。

綿密な取材をもとに心を病んだ天才の劇的人生に光をあて、人間存在の深淵と生きることの美しさを描いた感動のノンフィクション」というストーリーで,映画化もされた作品です。

ただ,とても分厚く長い本で,
最初から最後まで読み通せたのは参加者のうち1名,
読み通せなかったが映画を見たのが1名,
あとのメンバーは「本は手に取ったが最後まで読めなかった」そうです(筆者も冒頭の数ページしか読めず…)。

ということで,ほぼフリートークとなりました。
話題は
「病気だと自覚したのはどのタイミングか」
「病院での治療にどのタイミングで入ったか」
「精神科の薬との付き合い方」
「入院(精神科,小児心身科)の経験を今振り返って感じること」
「学生時代に何の教科が好きだったか(主人公は数学者だけれど数学はみんな好き?という話から…)」などでした。
おおかたは,自分の精神疾患を振り返ってざっくばらんにフリートークという感じでした。
症状もそれぞれ。発症の自覚もそれぞれ。
病院にかかるタイミングもそれぞれ。
入院経験も入院時の気持ちも入院環境も入院当時を振り返って現在思うこともそれぞれ(入院経験をネガティブに振り返る人,そうでもない人)。
みな違いました。違うけれど,摂食障害および関連する依存症という意味では共通。
他の人の話を聞いて自分自身の治療経験を振り返り,今まで出会って助けてくれた医師,看護師,心理師,栄養士のことを思い出し,久しくお会いしていない先生方に「なんだかんだありますが,いま私はこうやっていろんな助けを借りながら生きています」と報告したくなりました。

次回の読書会は,3月28日(日曜)14時~16時。課題本は「跳ぶ少女」(原田マハ)です。
「1995年、神戸市長田区。震災で両親を失った小学一年生の丹華(ニケ)は、兄の逸騎(イッキ)、妹の燦空(サンク)とともに、医師のゼロ先生こと佐元良是朗に助けられた。復興へと歩む町で、少しずつ絆を育んでいく四人を待ち受けていたのは、思いがけない出来事だった――。『楽園のカンヴァス』の著者が、絶望の先にある希望を温かく謳いあげる感動作」。当団体が神戸にあるということで,神戸の話はどうかなということで,取り上げてみました。(KSH)

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